大川(旧淀川)の安全情報

2011年(平成23年)3月
2012年(平成24年)2月改訂
2013年(平成25年)4月・12月改訂
一般社団法人大阪ボート協会 安全委員会


@ 灯火のルールについて

 大川では、船首=白色常時点灯、船尾=白色点滅灯 としています(平成21年大川水域安全委員会にて決定)。これは、他の多くのボートの水域における手漕ぎボートのルール(船首=白、船尾=赤)と異なりますので、十分注意してください。
 また、大川では動力船が多いため、以下の通り、他船から認識されやすくする対策を実施してください。

・シングルスカルの選手、または両端に座る選手(ダブルスカルは2人共、スタンコックスのフォアはコックスとバウ)は、点滅式LEDジャケット(写真参照)を着用してください。ホームセンターで1000〜2000円程度で販売しています。
 
 発光ジャケットの着用が難しい場合は、水面からできるだけ高い位置で、他船からも容易に認識できる十分な光量の照明を工夫してください(カンバスに単発のライトを付けるだけでは不十分と考えられます)。

・船首と船尾のライトはできるだけ明るいものを使用してください(300m先でも十分に視認できるもの)。ライトを2個以上付けるなどの方法で効果を高めて下さい。(他の水域においてもできるだけ実施してください。)

・笛を携帯し、危険を感じた際、または救助を呼ぶ場合には吹いてください。(他の水域においてもできるだけ実施してください。)


A 水域安全マップ、その他安全情報について

 安全情報マップ(2011.3.31)


 各団体、選手は必ず確認してください。また今後、新たな情報があれば追加または修正しますので、情報を得た場合にはご提供いただきますようお願いします。
 また、スカルの沈の際の安全対策(自力回復訓練、複数艇出艇、見張り、救助艇等々)について、各団体で確認をしてください。


B 航行ルールについて
 大川(毛馬橋より下流の旧淀川、大阪市内の河川)では、航行ルールがあります。
 平成25年4月より、この航行ルール改定案が施行されています。改定案の主な内容は以下の通りです。

 航行ルール改定案の主な内容(H25年2月大阪ボート協会社員総会説明資料)
 航行ルール改定案パンフレット(大阪府作製)
 航行ルールの改定について(大阪府ホームページ)

 現時点ではルールは改定案ではありますが、実際に適用されているので注意して下さい。特に、特別航行区域(中之島周辺、寝屋川等)を除いて非動力船が動力船に優先する原則となりましたが、衝突回避のための航路の取り方についてルールが適用されていることに注意して、他の船舶との航路の交錯が極力起こらないよう努めて下さい。



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